経営者は思いが大事

いつもえらそうなことを書いてますが、それには理由があります。あれくらい思って社員と接しないと思いは半分も彼らに伝わらないんです。

8×8の法則で、自分が10のつもりで言っても表現できるのはせいぜい8まで。受け取る方も一生懸命全部聞いてるつもりで聞けて8まで。ということは8×8は64。頑張って64%のことしか実際には伝わらない。

そして言う方は言いたいことの半分も言えないし、聞く方も一度や二度聞いたくらいじゃ理解できても腑に落ちない、悪くするとすぐに忘れてしまいます。自分自身を振り返ってみれば分かる。ということは半分以下、20〜30%くらいしか伝わらないんです。実際そうでしょう?

だから、思いを人一倍持ち、同じことを耳にタコができるほど話すのは経営する人の条件だと思います。私の場合、教育とは理念に沿った心構えを教えることです。それ以外は瑣末なこと。そのくらいに思っていないと、技術者である私はつい技術のことや知識のことを教えてしまう。大事な心構えを教えることができない。話すのはシンプルで原則的なことがいい。

トップダウンだと成長が遅いと意見をもらいましたが、こんなこと時間がかかって当たり前です。心構えに加えて技術や知識も学ぶんですから。弊社のような中小企業に優秀な人材なんか来ないと思えば2、3年はかかると思っていないといけません。

3年前に入社してまだ結果を出せない若者がいます。しかし、必ず一人前にします。一生食っていける技術者にしてみせる。結果は出せていないと言っても、彼には仕事はある。なぜか。瑣末なことより大事なことを教えているから拾ってくれる人がいるんです。

3年経ってやっと学ぼうという姿勢を見せてくれるようになりました。彼はこれから確実に成長するはずです。こういう教育ができることが弊社の強みだと思っています。

あと、私は教えることができるということ。自惚れ心を取り去って社員から慕われているか、煙たがられていないか振り返ってみて、思いやりのある目標にされるような技術者であるか、いつも問いかけながら過ごしてます。彼らはまだ私と同じところには立てない。そりゃそうです。しかし、私は彼らと同じところに立てます。降りればいいんですよ。降りれば。それができない人は教えることができない。まだまだできていませんけど。

また、えらそうなことを書きましたw。今日も元気に頑張りましょう。みなさんも良い一日を。人生は今日がはじまり。